あたしが定吉です

最近は、落語ネタばかりだ。
申し遅れました、あたしが落語小僧の定吉です。

今日は、朝からチケットぴあへ。
立川談志のチケット、ついにゲット!!!しかも、2公演!!
前回は10時発売で10時完売というなんとも不条理な結果に終わったから、今日はいやおうにも嬉しい。
思わず、エスカレーターでガッツポーズ。うしっ。


今日は、大学の図書室でテストの自習、をしないで、昨日図書館で借りた本を読んでた。

「落語家はなぜ噺を忘れないのか」 柳家花緑

これは、名著!
僕もいろんな芸談を読んできたけど、ここまであからさまに自分の芸の手の内をさらしたその真面目さに、拍手。
僕も素人落語をやるので、この本は芸の警句のオンパレードだった。芸風をどうやって築き上げるか、どうすればコピーではなく自分の落語が出来るか、まさに今悩んでるから、とても参考になる。


それから、これまた図書館で借りた、立川談志の「慶安太平記 幕開け」を聴く。
これも、仰天するほどの、鬼才ぶりだった。最期の言い立ての部分、15回くらいもリピートしてしまった。
これは、実はyoutubeで動画を見つけた。5分過ぎのところ。


メチャメチャカッコイイ!!!う~~~っ、まねしたい!!


夜は、桃太郎・高田文夫遊雀3人会を見に、練馬文化センターへ。
お目当ては、高田文夫。生ギョロメがどうしても見たかった。
文夫センセイは、漫談を軽くやって終わりだった。
今日はこの10分くらいのために、3500円も払ったのだ。
今日の会は演者も客も中途半端だった。
トークショウは、他のゲストがダレダレなのを、高田先生だけが孤軍奮闘してなんとか盛り上げようとしている姿がけなげだった。
これだよ、このなんにでも臨機応変に対応する話術を聞きたかったんだよ。


あと、なぜか落語ファンクラブを売っている店員の人に、「あっ、きみは・・・」と顔を覚えられていた。
先週の志の輔の独演会の休憩時間にずっと立ち読みしてたから、「・・・・」のウラには「きみは立ち読みのずうずうしい客だ」という含みがあったと思う。

申し遅れました、あたしが立ち読み小僧の定吉です。