ドゥダメルだ、いや、金メダルだ

今日は、夕方までバイト。
それから、図書館に行って、予約したCDを借りる。
グスターボ・ドゥダメルマーラー交響曲第5番

マーラーの5番と言えば、僕が一番好きな交響曲
早速、部屋を真っ暗にして鑑賞タ~イム。ワクワク・・・。

~かんそう~
軽い。明るい。マーラーっぽくない!!悲劇的じゃない。つまり、ラテンだ!
期待したほどではなかったけれど、まあまあよかった。
第1楽章があまり悲劇的でなく、つまり絶望が感じられず、だからといって悪いわけではなく、初めッから、素直に、なんの疑いもなく、幸福を求めている音楽に聞こえた。

ちなみに、第2楽章と第5楽章では、泣きました。
マーラーの5番を聴くと、大抵は泣いてしまう。まだまだ、純粋です。

第5楽章の、テンポのハヤいことハヤいこと。イケイケドンドンな演奏だった。
えっ、飛ばしすぎだろって、ツッコみたかった。
さすがは、21世紀のクライバーの異名を持つ男。

しかし、何より驚きなのが、この演奏が25歳の指揮者と、学生オケだということ!
ベネズエラ、すげえ。ウィーン・フィルに勝てるんじゃね?(かてません)
25歳で、このレベルならば、これから彼はどうなってしまうんだ!
彼のテンポは、メチャクチャ爽快で、軽いけれど、かといってノーテンキにバンバン飛ばすのではなくて、かなり細部まで、テンポをいじって表情をつけてる。落とすところは、とても落として、そのあとの劇的効果を計算しているのがわかる。

本当に、クライバーの再来か?
とりあえず、もう一つ図書館で予約した、ベートーヴェンの5番と7番が、すごく楽しみ☆