知覧ってどこ?ちらんなぁ。

2日間かけて鹿児島観光。朝の8時に高速バスでふらふらになって鹿児島に到着し、9時のバスで蒲生へ向かうという、キツネッティ殺しなスケジュール。
まずは、蒲生八幡神社へ。ここは、日本一大きいくすの木があるという観光名所で、楠正成がびっくりしたという言い伝えが残っている。実は、ひいひいおじいちゃんが、ここの神主だった。ここのお守りはご利益がありそうだと思って、良縁祈願のお守りを買おうとするが、1000円もかかってヒイヒイする。
 それから、ご先祖様の墓参りへ。実は、3代前まではずっとご先祖様は蒲生に住んでいたので、実は僕にも蒲生の血が8分の1は流れているのだ!!途中、商店街の薬屋に寄ると、僕があんまりへなちょこなので、なんと栄養ドリンクを無料で6本もらい、お寿司をご馳走になった。
 夜は、大学の友人を呼び出し、飲みへ。(彼の名は、ミスターFとしよう)ミスターFくんとは、大学に入学するときは一緒でも、卒業するときは別々というくらいの、親しい間柄なのだ。ミスターFくんの話し方が、鹿児島訛りになっていたことにショックを受ける。飲み放題コースで、鹿児島名物、芋焼酎を飲みベロベロになる。他にも、さつま揚げ、はんなり、黒豚キムチ鍋・・・薩摩ならではの幸を満喫。ちなみに、今は漫喫にいる。なぜならホテルでネットをやろうとするが、つながらないから。東京からノートパソコンをせっかく持ってきたのに。ホテルの人を怒って一日目終了。
 
 次の日は、朝から桜島へ。遊歩道をまずは散歩。途中、ほとんど人と出会わず、なんだか無人島に来たようで、それが最高だった。それから、桜島の温泉に入り、よかよか。
 午後は、ミスターFくんのお母さんが車を出してくれたので、3人で知覧へ。知覧ってどこ?ちらんなぁ。特攻隊資料館へ行く。同年代の膨大な遺書を目の前にして、唖然とする。昔の人はみんなまじめすぎて、若干笑が出てくる。一人くらい、「死ぬのやだぁ。特攻して死ぬなんて、バカらしくない?おいしいものいっぱい食べたい。女を抱きたい」とか、遺書で書く人がいてもいいものを。
 それから、日本三大砂丘の一つ、吹上砂丘へ。ここは、北朝鮮工作員と会えるというワンダフルな観光地。さっそく自転車を借りてサイクリングへ。砂丘は海岸線が端から端まで見えないというくらい、果てまで続く。桜島の自然が、バカらしくなるほどの大自然に感激。それから、すばらしい税金の無駄遣いによって立派な橋を渡る。ここから見た夕日は、生涯忘れないだろう。幸せでふわふわしていたら、自転車でハデに転んで、結構な怪我をして一気に不幸になる。イタイ・・・イタイ・・・禍福はあざなえる縄の如しだ。
 夜は、ミスターFくんオススメのうどん屋に行き、夕食をご馳走になる。ミスターFくんには、お世話になりました。