正義は負けろ!悪よ栄よ!

今日も、寝坊。
最近は、第一文が寝坊の報告から始まるから、これからはコピペにでもしようか。

夕方は劇団四季の「ライオン・キング」を見に行った。

劇場に着いたら・・・・修学旅行生がうじゃうじゃいた。
どのくらいうじゃうじゃかといえば、

修学旅行生;一般人=8:2

くらい?別に、劇団四季なんかを見なくても、東京にはもっと観光する場所があるだろ!!
江戸時代の情緒の探索をするならば、深川、柳橋、両国、向島、浅草、そして吉原・・・・(それはダメか)
もしくは、東京ミッドタウンアークヒルズ、恵比寿ガーデンプレイズとか、東京の最先端の建物を見物した方がいい。
僕が東京ミッドタウンに行った時、普通に日本最高の城「姫路城」よりもすごい建物だと思った。


まあまあ、いいや。なんか、感想書くのがめんどくさくなった。
ライオンキングは、くそつまらなかったです。
一言で言えば、

正義は負けろ!悪よ栄よ!

だ。予定調和的なオチがいやだった。
同じ主題の物語ならば、「きん肉マンとスーパーフェニックス」の戦いのほうが、とてもドラマチックだと思う。スーパーフェニックスも、悪に徹するべきそれなりの理由があって、それを丁寧に描くからこそ、感動するのだ。ここで、きん肉マンを出すなよって突っ込みは置いといて。

そして、どうしてヒーローはこうも簡単にヒロインと恋に落ちるのだ。
世の中には、出会いたくても出会えない人が、ゴマンといるのだよ!
自分が演出家ならば、シンバのおじの苦悩を微を入り細に穿ち、徹底的に描きつくし、最後は殺される悲劇で終わらせたい。

「どうして、オレは王になれないんだ!」
「どうして、生まれたときから、差別を受けなければいけないんだ!」
「どうして、こんなに不幸なんだ!」
「どうして、オレのこと誰も慕ってくれないんだ!」
「どうして、オレはこんなに孤独なんだ!」

「復讐だ!復讐だ!運命を呪え!復讐の神よ、我に味方せよ!」

なんとも、子供向けでないライオンキングだ。
音楽は、アフリカンな感じでとても面白かったが、やっぱりマイクを使っている時点でアウトだな。春のめざめは特別。
春のめざめは歴史的傑作なので、こっちを見たほうが絶対オススメ。

あと、シンバの子供役のほう、お父さんが死ぬシーンの演技力がなさすぎて、冷めてしまった。