今日はずっとニコニコだった気がする

今日は、昨日の深夜に見つけたドゥダメルの動画をひたすら見ていた。
もう、30回は余裕で見た気がする。
一度夢中になれば、何度でも見たくなるのが、ぼくの心情。
さすがに、見飽きてきた。

そんなわけで、今日は一日ラテンな気分でへらへらしてた。
なんだったんだろう、今日は?
でも、音楽って、すごいと思う。
僕は、音楽を聴いているときだけ、うつから解放されて、今日はなんともすがすがしかった。
これも、ドゥダメルの動画のおかげ。


午後は、五反田にジゼルを見に行ったんだけど、見ながらすこし寝てしまった。
そして、深夜は睡眠薬を飲んでも眠れないんだから、ぼくの身体はなんとも矛盾している。
ジゼルは・・・若干ストーリーを忘れていたので、?、なシーンもあったけど、楽しめた。
というか、涙がにじんであやうく泣きそうになってしまった。
こんなありえないほど純粋なストーリーに感動するなんて、まだまだ子供かもしれないな。
踊りの身体表現から、心情を読み取ることが大事なんだと思った。


五反田のブックオフにも、1時間くらいいた。
なにか、自分が夢中になれるような、新しい世界はないのかと思って、探し回ったが、見つからない。
夢中になれるものが欲しい。
クラシック音楽が好きになったのは、高校3年生のとき。
あのときは、人生で最も毎日が幸福だったと、自信を持って断言していい。
毎日毎日、新しい音楽に触れ、こんなにすばらしいものを自分は今までしらなかったんだと、驚愕した。
一日中、飽きずに音楽ばかり聴いていた。
あの頃に戻りたい。
今は、それほどクラシック音楽に夢中になれない。
もう、この音楽は慣れ親しみすぎてしまった。

なにか、夢中になれるものが欲しい。
それに、夢中になって全身全霊をかけて没頭できるとき、ぼくはそのときこそ幸せになれると思う。
なんだって、どんなにくだらないことだって、誰も興味を持たないことだって、自分が夢中になれればいいのだ。
そういうものが、欲しい。
そういう出会いを求めて、毎日生きるのかもしれない。




あと、夜は大学の授業の課題図書である、綿矢リサの「蹴りたい背中」を読んで、読書感想文を書いた。