梅雨の夜の夢

今日も、11時に起床した。
最近は、本当に生活が崩壊していると思う。
今日こそは寝たいと思って、薬局で睡眠薬を買って飲んだけど、全く効かないし。
明日も、寝坊か?まあ、明日は土曜だからいいんだけど。

遅刻ギリギリで、大学へ。数学、わかりません。
今は、こんな問題に1ヶ月も苦しんでる。

「H(X|f(X))=0 ⇒fは単射

わからんわからん。
研究室のメンバー4人、全員うつになってた。
ぼくだけじゃなかったみたい。なんだか、安心。
難しすぎるし、そして社会の役にまったく立たない。
数学は、人間をうつにさせると確信した。



ストレス解消のために、NHKホールへ。
今日は、準・メルクルだから、けっこう期待。
前半は、ベートーヴェンのピアノコンチェルト1番。
この曲は、確か2週間前も新日フィルで聴いたなぁとか思いつつ、鑑賞。
ピアニストのジャン・フレデリック・ヌーブルジェは、その音色にビックリした。
なんて表現すればいいんだろう。今まで聴いてきたピアニストとは違う、個性的な音。
みずみずしく、滑らかであり、よく響く・・・ああ、言葉じゃ無理だ。とにかく、新鮮な音色だった。
しかし、その繊細な音色がベートーヴェンに合っていたかどうかは、疑問。

後半は、「真夏の夜の夢
しかも、今回は、物語の語りと音楽が交互に繰り返されるという形式。
真夏の夜の夢といえば・・・ぼくはこの曲を聴くと、いつも「ドラえもんの銀河超特急」を思い出してしまう。
その映画は、もう小学生の頃はビデオが擦り切れるほど見すぎた映画だから、音楽が耳にこびりついている。
序曲を聴くと、

「ドラえも~~~~~~~~~~~~~~~ん!!!!」

のび太くんになって叫びたくなる。
メルクルは、期待通り名演だけど、洗練されすぎて、童話のドン臭さみたいな、ドラえもんクサさが感じられなかった。
名演すぎるのも問題が・・・でもいっか。いいものはいいのだ。
有名な、結婚行進曲を聴きながら「自分はいつになったらこの曲を一緒に聞ける相手が見つかるのだろう」と思い、不愉快な気分になった。
早く、相手が欲しい。


というか、睡眠薬はいつになったら効くんだ。全然眠くないぞ!!!