アンコールはいらない

今日は、サントリーホールブラームスを聞いた。
いや、ブラームスを聴こうとした。
いつもは、指揮者の細部の演出やら、綺麗なメロディ、大きな音を聴こうとしてしまい、いつの間にか曲そのものを聴こうという意識が僕のなかから薄れている気がするのだ。
今日は徹底的に音楽のバランスと構造を聴こうとした。しかも今日は、初めてオケの裏側からの席だったから、各パートの関わりを目で追えた。
でも、やっぱり途中で集中力が切れてしまい、自分のいる場所がわからなくなり、音楽においてかれた気がして嫌になった。
フィナーレは、まあ盛り上がったから感動した。サントリーホールを突き抜けるような巨大な空間を予感した。
曲が終わり、なにかが起こった気がして、その余韻に浸っていたら、アンコールが始まった。それによって興ざめした。さっきまで目の前にあった世界はなんだったのかと思った。
とても不快だ!
そして、風邪ひいて熱あるのに、これから深夜までバイトをしなきゃいけないのはさらに不快だ。
さらに明日は朝一で授業で、課題が二つも出されるのはとてつもなく不快だ。
最近は楽しいことないな。
アア、アタマイタイ!
ネタイ!ネタイ!